こんにちは！子育てママスタッフ・家づくりサポーター、ミカです。

ニシキホームは“限りある家族で過ごす時間”を大切に考え、日々の暮らしを、ママと家族の笑顔と、小さな幸せでいっぱいにしたいと考えます。
大家族で暮らす私の体験などをお伝えし、少しでも気持ちがほっこりしていただけたら嬉しいです♪

今回のテーマは「手探りの日々」です。

我が家の自宅から15メートルほどの距離に幼稚園があります。
4月のはじめ、大きな制服に身を包んだ小さな男の子がスーツ姿のお母さんに手を引かれて幼稚園に入っていきました。
この時期になるといつも、なつかしさと少しの切なさが込み上げてきます。

13年前、長男が幼稚園に入園しました。入園して数日の朝、玄関で長男が座り込んで動きません。
「どうした？」と声をかけてもじっとしています。

とりあえず行こうと、小さな手を握り歩き出しましたが、少し進むと私の手を振りほどき走って家に帰ってしまいました。

びっくりして慌てて追いかけ玄関をのぞいても長男の姿はなく、家のどこかに隠れたようでした。
長男を見つけ、私は少し苛立っていました。

「なんで？どうしたん？」
と聞いても唇をギュッと閉じています。

登園時間もギリギリで、どうしたらいいかもわからず、泣いて嫌がる長男を幼稚園に抱きかかえ無理やり連れていきました。

これでよかったのか…

その日はお迎え時間までずっと、気持ちが落ち着かない一日でした。
お迎えに行って、けろっとした笑顔の長男を見たときは心底ほっとしました。

長男のときは初めて尽くしのことばかりで、手探り状態、試行錯誤の日々でした。
子育ての中で正しいのか、間違っているのかわからないこともあります。

だけど我が家の子供たちは毎日元気で、よく笑い、そしてとってもにぎやかです。
これからも試行錯誤を繰りかえし、子供たちと共に歩んでいきたいと思います。