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新築の家には食洗機をつけた方がいい?食洗機を設計に組み込むメリットとデメリット

2022/9/07

堺市北区にある家族の未来を育む家づくりが得意なニシキホームのミカです。

我が家のお家を新築したとき、私は迷わず食洗機をつけました。だって食器洗いから乾燥までお任せできるなんて、なんてありがたい。ですが、お客様とお話していると意外と食洗機をつけるかつけないか迷われる方もいらっしゃいます。

ニシキホームとしてのお家づくりの経験、8人家族の母として日々家事をする中で感じる使い勝手の2つの面をもとに食洗機を使用するメリットとデメリットをご紹介します。

ニシキホームが考えるメリットは3つあります。

①食器を入れれば全部自動で終わる
手洗いの手荒れの心配や食器の吹き上げの手間が省けます。食器の乾燥が終われば後は食器を収納すればオッケーです。

②時短になる
子育て中はもちろん、共働き夫婦はお仕事から帰ってきてバタバタと家事をこなすのは大変です。食器洗いに使っていた時間を他に家事をしたり、少し休憩したり、家族のコミュニケーションの時間にあてたりできますね。まさに食洗機は時短家電。

③水道代の節約になる
水やお湯を出しっぱなしにしがちな手洗いと違い、食洗機は庫内に溜めた水やお湯を循環させて洗うので手洗いよりも断然節水になります。しかも高温のお湯(約60℃~80℃)で洗うので、油汚れや除菌効果も高くなります。

食洗機はつける?つけない?
食洗器はつける?つけない?

食洗機と手洗いの水道代を比較したデータとして、経済産業省資源エネルギー庁が発表している「家庭向け省エネ関連情報」によるデータでは、手洗いで使用する水の量は年間47.45㎥(1回あたり65L使用)、食洗機で使用する水の量は年間10.80㎥です。仮に水道料金を1㎥あたり244円と仮定すると、手洗いでかかる水道料金は年間11,578円、食洗機でかかる水道料金は年間2,635円となります。食洗機の方が8,943円もお得です。
出典:経済産業省資源エネルギー庁家庭向け省エネ関連情報

また、デメリットは4つあると考えます

①食洗器で洗えない食器がある
割れやすい食器や熱に弱い食器、漆や金箔入りの食器もNGです。
購入時に食洗機対応の表示を確認しましょう。

②洗浄中の音
機種により異なりますが、テレビの音を静かに聞きたいときに聞こえづらくなりますが、隣人トラブルになるほどではありません。

③設置スペースの確保
ビルトイン食洗機(システムキッチンの中にはめ込むタイプ)ではない据え置き型の場合、ある程度の設置スペースが必要です。

据え置き型の食洗器はキッチンに置いて使うタイプ。置くスペースが必要です。
据え置き型食洗器

④軽い予洗いの手間
食洗機に入れる前に固形物を取り除いたり、つけ置きしてからの方が汚れが落ちやすくなります。食べカスなどが多く庫内に流れて排水口が目詰まりして故障してしまう可能性もありますので、予洗いは我が家も実践しています。海外製の食洗機は予洗いなしでもオッケーのモノもありますね。

食洗機に関しては、いる派・いらない派 に分かれると思います。私はというと『いる派』です。わが家の食洗機、かれこれ13年目になりますがまだまだ元気に稼働しています。当初は家族が増えても最大5.6人家族と考えて設置した約5人用の容量の食洗機。8人家族になった現在では、5人用では収まらない量の洗い物が…。油物などのお皿や食洗機で洗える食器を入るだけ入れ、あとは手洗いです。すべて手洗いだと時間もかかるし水切りかごが山盛りいっぱいになるところ、食洗機のおかげで手洗い分は少量で済んでいます。朝バタバタする出勤前の朝と、夕食後の家族がリビングに集まる夜、一日2回の使用です。節水効果はもちろんですが、私がいちばんよかったと思うところはやっぱり、時短!です。忙しい毎日の中少しづつでも家事の負担を軽減して、夫婦の時間、子供との時間、家族の時間をもてるようにしていきたいと思っています。

お家づくりのご相談・お問い合わせはこちらからお待ちしております。

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